駐車場ゲート通信
駐車場ゲートや工場、施設のセキュリティゲート等、当社の扱う製品や関連事項について、担当者が得意分野の情報発信をしています。

セキュリティ強化
2016年11月30日
先日、青森県と新潟県で鳥インフルエンザ感染による家畜被害が出ました。
養鶏場すべてのニワトリが殺処分となり、鳥インフルエンザ発生は養鶏業を営む方にとって
致命的ともいえることです。
そのため養鶏業者の方は、養鶏場の出入口に消毒装置を設置して、出入りする搬入車両に
消毒を義務づけていますが、なかには素早く通り過ぎたり、正しい位置で停車できずに消毒
をうける車両もあり、それでは鳥インフルエンザに対する予防対策にはなりません。
そこで出入りする車両が消毒を終えるまで、消毒装置で車両を留めておくために、消毒装置
の前にゲートを設置することをご提案いたします。
上図のシステム、車両の消毒を終えるとゲートが開くという標準的な運用です。
(運用方法はお客さまのご希望に合わせることができます)
① ゲートは常時閉の状態
② 消毒槽の車両入庫センサにより消毒開始
③ 一定時間後、消毒終了
④ 消毒終了後、ゲート開
⑤ 車両通過後、ゲート閉
ゲート開閉に関する信号については、別途ご相談となります。
消毒装置とゲートを連動させた動画はこちらから観られます。 (文責 システム営業・長尾)
安全対策
2016年2月10日
今日、工場で効率以上に重視されているのが「安全管理」です。
いくら効率の良い工場でも一度事故が起きると、時間・人・機材などの損失が発生し
結果的に非効率な工場となってしまいます。
工場内に潜む危険は様々な種類があります。
感電・転落・機械の操作ミスなどなど・・・
その中で弊社がお手伝いできる部分は人と車両を分離するといった分野となります。
工場内はフォークリフトや資材運搬の車両などが行き交います。
その動線上を人もまた歩くことが多々あります。
人と車両の衝突は大きな事故となり、時には人命にも関わってきます。
そこで、人と車両の動線が交わる所にカーゲートを設置し、
車両通行時に人の通行を遮断することで衝突事故を防ぐことができます。
工場の安全管理をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
(文責:ウィンズ事業部 岩崎)
安全対策
2015年12月22日
我が社の看板代わりになっている、入口で耐久試験実行中のカーゲートです。
2014年8月に『目指せ500万回』で試験を開始。
夏の強い日差しや冬の冷たい風を受けながら、ゲートバーが上昇と下降を繰り返すこと1年4ヶ月。
このたび360万回を突破しました。 12月22日現在のカウントがこちら。
1日7200回の動作を繰り返しているカーゲート。今のところゲート本体に故障はありません。
このペースでいけば、来年6月ころには目標に達成するのではないかと思われます。
とても頑丈なカーゲートです。 (文責 営業・長尾)
車両入退出管理
2015年2月5日
暦の上では『立春』が過ぎて、いよいよ春到来・・・でしょうか。
北海道から東北、北陸の日本海側は大荒れだそうで、今日は東京などの都市部でも
積雪が予想されています。春まだ遠からじ、ですね。
とりあえず2月前半の我が部署のマスコット【節分・ギャラクシーくん】をあげておきます。
このあと2月後半は【バレンタイン・ギャラクシーくん】に変わります。
立春を迎えて、だんだん暖かくなってくると、屋外へ出ていく人が多くなっていくでしょうね。
レジャーシーズンもそろそろ始まり、来月下旬からはもう春休みです。笑
レジャーといえば、先日は某レジャー施設からこんな相談をいただきました。
広大な土地に多くの人が集まる場所で、車両が通る道が場内をめぐっているのですが、
その道を逆から入ってくる車両が後を絶たないとのことでした。
そこで出口側にカーゲートを設置して、正しい方向から来た車両に対してはゲートが開き、
逆から進入してくる車両はゲートが開かない、というシステムを提案しました。
車両の不正進入の防止や、安全のため車両を一旦停止させたい場合などにカーゲートは使えます。
車両の規制についてお困りの方はご相談ください。 (文責・営業 長尾)
セキュリティ強化
2014年9月17日
昨今、高級車の車両盗難事件が相次いでニュースになっており、弊社にもモータープールや
オークション会場を運営されている企業さまからの車両盗難防止に関するお問い合わせが
増えてまいりました。
モータープール、オークション会場、社員駐車場、職員駐車場等で車両盗難にお困りの方、
車両盗難防止対策はパブリックシステムにお任せください。
車両盗難防止の対策にピッタリのオリジナル商品がございますので、この商品のご紹介を
させていただきます。
商品名はフェンスゲートと申します。
日本ではあまりなじみのない名前ですが、フェンスゲートは非常に強力な力を備えております。
バーにフェンスが取り付けられており、車も人も入れないというものです。
さらに、日本で普通にみられるバー式のカーゲートのバーは、アルミかFRPで作られており
車の突入には耐えられません。
しかし、このフェンスゲートのバーは鉄製ですので簡単には折れません。
しかもボラードのように地下を掘ることもなく雨水浸入の心配がないため、永く安心して
お使いいただけます。興味を持たれた方は是非一度お問い合わせください。
直ちに資料をお送りいたします。(文責:代表取締役 武藤)
【フェンスゲート導入事例】
・某工場様 フェンスゲートBLG76[工場向]
・某プラント様 フェンスゲートBLG76[プラント施設向]
・小糸製作所様 アコーディオンゲートBL46[工場向]
車両入退出管理
2014年7月11日
高速道路の渋滞緩和策として国土交通省は2日、料金所の自動料金収受システム(ETC)を新設する際、ゲートバーのないタイプを導入する方針を明らかにした。時速20キロ以下の制限も緩め、一定速度で走りながら通過可能にする。来年度末以降の開通区間から始め、既存のものは改修時などに更新する。車載器はそのまま使えるという。
この日あった有識者会議で報告した。ゲートバーは料金所を強行突破する不正通行の抑止効果も込めて設置している。国交省は導入を機に法律の罰則を強化できないか検討している。
渋滞の「名所」対策も提示。中央自動車道小仏トンネル(東京都、神奈川県)では上り線でトンネルを増設、同調布インターチェンジ(東京都)付近では路肩の改修で車線を増やす考えを明らかにした。
朝日新聞記事 (2014年7月2日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000058-asahi-soci
ETCは、2001年11月に日本全国一般導入されて以来、高速道路のETC対応レーンにはゲートバーと
組み合わされた形で使用されてきました。
私も日々の生活の中でETCを利用して高速道路を走行しておりますが、通路内の制限速度である
20km/h以下で走行しているとゲートバーがあっても無くてもよいと日頃より感じておりました。
ただ、通常通行する分におきましてはどちらでもよいのですが、ETCカードを入れ忘れていた際に、
ETC車載器からカード入れ忘れの注意喚起を聞いておらず、バーが開かないことで入れ忘れに
気付いたということがあり、ゲートバーが無くなってしまうことのデメリットもあるのではとも思い
ます。
ゲートバーは不正通行抑止の効果もあるため、ゲートバー無しとなった場合どのようにして不正通行
を抑止するかが問題となるように思います。
時折、バーを破壊して不正通行をするニュースを見ることがありますが、ゲートバーが無くなるとすると
一層そのような不正通行車両が増えるように思います。
記事の中で罰則の強化とありますが、どの程度の罰則にするかで大きく左右されることになるかと思い
ますので国交省はこの点について十分調査・検討をしていただきたいと思います。
不正通行とETCカード入れ忘れの違いは、悪意があるかないかということだけで、傍からみたらどちら
も同じ行動に見えてしまうように思います。
果たしてどのように両者を区別するのか、考える限り難しいと思います。
ETC入れ忘れは事後的に誤って通行した人が申請するような仕組みとするか、車番読取りをして後日
罰則金の支払いとなるような仕組みを作るのか、方法はいくつかありそうですが、実際どのようになるの
か興味深く思います。
私どもは観光地や駅前などに設置されている駐車料金精算機器の販売もしておりますが、チケットを
入れてお金を支払う現状システムから、今後はETCカードによる決済を行う、窓を開けず利用できる
システムとなっていくと考えられます。
試験的にではありますが、そういったシステムが既に利用されている場所もあるそうで高速道路のETC
レーンシステムから二次的にさまざまな機器へ展開されていくであろうと考えております。
カーゲートシステムの開発製造を手掛ける弊社におきましても、今後とも新たな技術を利用したシステム
開発をいち早く導入し、皆様へご提案していけるよう邁進して参ります。
ゲートシステムに関するご相談などありましたら、是非お問合せください。 (文責:営業部 武藤)
カーゲート機器
2014年6月27日
今回は、弊社が扱うカーゲートに装備しているゲートバーの「長さ」についての説明です。
弊社標準で採用しているゲートバーは3m/4m/6mの3タイプとなっております。
他社様のゲートバーをみましても6mの長さが最大となっています。
カーゲートは、一般的に車両が通る道路に設置することを目的としていますので、
車路幅を考慮した形で長さが採用されているものと考えられます。
そのため国内メーカーでは6mよりも長いゲートバーを探そうと思っても見つからず
長いゲートバーを使用したい場合は海外製カーゲートを使用する必要があります。
弊社が日本国内の代理店となっているオートマチックシステムス社には長尺のゲート
バーを使用可能なカーゲートを扱っており、最大長さ14mまで対応可能となっており
ます。
長いものとなりますと、ゲートバーをターンバックル(ワイヤー)で吊ってゲートバーを
支えるような形となります。
(上・下写真:Automatic systems website より転載)
写真にありますように、ゲートバーが動く範囲に電線などが無い場所に設置検討していただく
必要があります。
ご検討の際は十分なスペースが確保できるかどうかをご確認ください。
長尺タイプのカーゲートについてご質問があれば営業:武藤までご相談ください。(文責:営業部 武藤)
セキュリティ強化
2014年4月30日
7年前(2007年)にある工場で、当社の提案した入退管理システムの導入が始まりました。
当社は、それから更に遡ること6年程前(2001年)から、この工場に車両の入退管理に
関する提案をし、毎年予算を計上していただきながらも実現には至りませんでした。
しかしながら、きっとこのシステムは工場にとって必要不可欠なシステムになると、
強い信念を持ち、毎年ICカードを使った車両入退管理の提案をし続けました。
そして、6年越しでやっとその工場に入退管理システムを導入させていただくことが
できました。
導入のきっかけとなった一つには、社会的な背景として情報の取り扱いについて
セキュリティー不安の現状が浮き彫りになってきたことが挙げられます。
そして、当社にとって思いがけないもうひとつの要因がありました。
それは、当社の想定外だった人の入退管理の重要性でした。
この工場には、正社員の他にパート従業員や外国人の派遣社員が大勢います。
そうしたなかで、管理を担当されている総務部では、この派遣社員の労務管理に
大変苦労されていました。
特に外国人で数日働いて、無断で出勤しなくなってしまうことが多々あったのです。
総務部では、派遣会社から提出される勤怠表に基づいて賃金を支払っていますが、
現場の労働日と実際の勤怠表に食い違いがあり、派遣会社もそこまでは管理できず
本人任せになっている状況だったのです。
そのため、支払わなくてもよい賃金を余分に支払っている結果となっていました。
そこで、ゲートで車両の入退管理をするとともに、人用ゲートも設置することで、
この勤怠管理問題も同時に解決できることをご提案し、総務部担当者の方が本腰を
あげられたことが、導入の背景にありました。
こうして、ICカードによる車両入退管理で部外車両の侵入を防ぎ、セキュリティ
の強化をするとともに、従業員の出入り管理も同時にできるようになり、ご担当の
方に喜んでいただける結果となりました。
長年のお付き合いの中で、担当者の方々とも信頼関係を築くことができたからこそ、
実際のお困り事のご相談もいただけ、問題解決ができたのだと思います。
今後も当社営業部では、お客さまのご要望にしっかりと向き合ってご提案させて
いただきます。工場や施設の入退管理やセキュリティーゲートに関するご質問など
お気軽にお問合せください。(文責:営業部 北瀬)
カーゲート機器
2014年4月15日
ICカードゲートの写真
駐車場などにカーゲートを設置する場合、設置をご検討されるお客さまがどのような運用を
したいかによって、その制御の方法が異なってきます。
カーゲート設置をご検討されている場合は、どういった運用をしたいと考えているかによって
使用可能な制御機器が変わってきますので、まずはある程度の運用方法を事前に考えて
おく必要があります。
無線リモコン(左)とメダルゲート(右)
制御する機器には、ICカードリーダや無線又は有線リモコン、テンキーといった認証機械が
あります。
運用方法に応じて使用できる制御機器が異なるというのは、例えば無線リモコンで入出場を
行なうといった場合には、無線リモコンを持たない通行車両は通行できなくなりますが、
不特定多数の来訪者も通行させたいといった場合には、無線リモコンのみではリモコンを所持
した特定の通行車両しか通行することができません。
不特定の来訪者も通行させる場合には、常駐する守衛などがリモコンで開閉する方法や、
入場させたい来訪者に事前に暗証番号を教え、テンキーを操作して通行してもらう方法など
をシステムとして構築する必要があります。
運用方法に応じた制御機器をご用意又はご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。
(文責:営業部 武藤)
カーゲート機器
2014年4月7日
4月2日の農水省の発表で、豚流行性下痢(PED)の発生が十七県に拡大し、
四万頭近くの豚が犠牲になったことが明らかになりました。
豚流行性下痢とは、子豚が感染すると高い確率で死亡に至ると言われています。
大人の豚が感染しても自然治癒することが多いのですが、母豚が感染すると乳が出なくなり、
栄養を取れなくなった子豚が死ぬこともあります。
人への感染の心配はありませんが、豚肉の価格高騰等を招く恐れがあります。
PEDは、豚のふん等を通して広がります。
ふん等に含まれるウィルスが餌に混じることで、経口感染をします。
ウィルスは豚の移動や、畜産施設への車の出入りなどによって、施設内へ持ち込まれます。
対策としては畜産施設へウィルスを持ちこませない為に、
施設の入口で車や器具を洗浄・消毒を徹底することが有効です。
近年、鳥インフルエンザや口蹄疫などの流行により、畜産施設の出入り口に消毒槽を
設けることが増えてきました。
この装置は、消毒槽前のセンサーが車両を感知すると、消毒液が散布されるアーチ状の装置が
一般的ですが、通過するだけでは十分な量の消毒液を車両にかけることができません。
十分な量が散布されるまで、アーチの下で一旦停止することが必要です。
その為に消毒槽の出口にカーゲートを設置し、センサーと連動して消毒液散布中は
ゲートが閉じているようにすることで、確実な消毒が可能となります。
弊社でも、実際に養鶏場の消毒槽向けのカーゲートを導入した事例があります。
他にも牧場や養豚場、食肉加工センター等の消毒槽でのご利用が想定されます。
消毒槽とカーゲートを連動させ、確実な消毒を行うことでPEDなどの家畜の伝染病を
予防したいとお考えの方は是非担当までご相談ください。(文責:リモコンゲート担当 岩崎)